2004年8月 横浜


2004年8月8日〜10日


  今年は横浜に2泊3日で行くことにしました。府中からだと、横浜は近いようで遠い感覚があります。特に今回は、八景島や三渓園と、横浜の西部に行きたかったので、ゆっくり泊りがけで行くことにしました。

1日目

出発・・午前7時35分に北府中駅を出発して、府中本町乗換えで南武線に乗り、川崎に出ました。南武線は各駅停車なので、府中本町〜川崎まで42分かかります。川崎から京浜東北線に乗り換えて、まずは関内で降りました。そして、今日宿泊するホテルに荷物を預け、また関内に戻り、そのまま京浜東北線で新杉田に行きました。

seapara2004.jpg (41442 バイト)八景島シーパラダイス・・新杉田から金沢シーサイドラインに乗り換えて、八景島に行きます。ゆりかもめ同様、運転手が乗務していない列車で自動運行です。車内の窓には、ブラインドの代りになんと珍しくもレースのカーテンが着いていました。八景島に向って、海沿いに走るシーサイドラインの眺めは、開放的でとっても良かったです。
八景島は、広かったです。先月にオープンしたばかりのイルカをテーマにした新水族館「ドルフィン ファンタジー」に入ってみました。入り口をはいるとすぐそこがバンドウイルカ・カマイルカ水槽になっていて、まるでその水槽の中に自分達がいるような感じになりながら、イルカたちの泳いでいる姿を鑑賞しました。もう1つ奥にはシロイルカ水槽になっていて、360度ぐるっと白イルカを見ることができるのでした。初めてシロイルカを見ましたが、穏やかな感じで、愛嬌のあるかわいいイルカに魅せられました。
アクアスタジアムに移動して、「海の動物たちのショー」を観覧しました。アシカやイルカ、セイウチが出演するのですが、ダイナミックな動きで、楽しい一時でした。高さ8メートルの大きな水槽の中を進む「アクアチューブ」というエレベーターに乗ると、ここも海底にいるような幻想的な雰囲気になりました。しかし夏休みで人が多いのが残念でした。魚をたくさん見た後は、YOUがフレージャーランド(遊園地)で、メリーゴーランドとピーターパンという乗り物に乗ってきました。

hikawamaru2004.jpg (21720 バイト)氷川丸・・八景島を後にして、本日泊るホテルニューグランドに戻ってきました。
ちょうど山下公園の前にあるので、一息ついてから、夕方の山下公園に散歩に行って来ました。氷川丸の船内が資料館になっているので、順番に中をぐるっと歩いてきました。巨大なエンジンルームをはじめ、アール・デコ調のダイニングサロン、操蛇室、一等特別室、船長室など、ビルにたとえるなら6階まで、くまなく歩きました。デッキに出ると、心地良い潮風に当たることができて、また横浜の景色もぐるっと見渡せて、素敵でした。

勝烈庵・・日がすっかり落ちて、氷川丸から、次に元町・中華街駅に出て、馬車道駅までみなとみらい線で移動しました。このみなとみらい線の駅は、今回の旅行で何度も移動で乗りましたが、何処の駅も、なかなか凝った作りになっていました。
今回は遅い夕飯を、勝烈庵に行きました。ここは横浜で昔からあるカツの老舗で、何度か食べたことのあるお店です。勝烈庵の秘伝のソースが有名で、ジューシーな美味しいカツにとってもあっていて、大好きです。この美味しさに珍しくYOUがご飯を2膳おかわりしました。今回はお座敷で食べたのですが、お店の方々も、とっても親切な応対をしてくださるので、とっても気持ち良く食べられました。そして、ホテルまで戻ってきました。

ホテルニューグランド・・今回宿泊したホテルニューグランドは、ちょうど山下公園の前にあり、伝統のあるクラシックホテルです。マッカーサー元帥やチャップリンが宿泊したり大仏次郎の常泊したホテルとしても知られています。私達の部屋からは、みなとみらいの街が、見えました。YOUにも、こういう正統なクラシックのホテルの雰囲気も知ってもらいたいなと思いました。朝食は、5階にあるノ・ルマンディというレストランでバイキングでしたが、隅々までサービスが行き届いていて、ここでも気持ち良く優雅な気分でお料理を美味しくいただけて満足しました。


2日目
中華街・山手・元町・・朝食をしっかり食べた後、元町・中華街駅からみなとみらい線に乗って、みなとみらい駅に行きました。そして本日泊るホテルに荷物を預けて、また元町・中華街駅に戻ってきました。そしていよいよ中華街から山手・元町方面散策が始まりました。
まずは、徒歩で港の見える丘公園に行き、公園から横浜港の眺めを見ました。そして外人墓地を通り、ブリキのおもちゃ博物館で懐かしかったり珍しいブリキのおもちゃ類を見てきました。こういうのを見ているときは、本当に子供のときにあっという間にタイムスリップをしてしまいそうです。併設している365日クリスマスのお店などにも行きました。
懐かしいブリキのおもちゃと、クロカンブッシュのミニチュア等を買いました。
そして、いろいろな洋館を見るのですが、実際に建物の中に入ったのは、エリスマン邸とベーリックホールでした。
モダンで洗練されている建物は、日本と外国との文化の違いを改めて考えさせられるものでした。べーりックホールの窓は、美しさと遊び心が兼ね備えられていました。
ベーリックホールを南にちょっと直進すると、フェリス女子大の建物があり、ここから汐汲坂(しおくみざか)を下っていくと、元町に抜けるのでした。この坂を下ったのですが、けっこう急な坂でした。私達とは反対に、元町から山手に向ってこの坂をベビーカーを押して上ってくる3組の親子の姿には、脱帽しました。ちょっと私には怖くてできそうもない光景でした。
とにかくペットボトルを持参して、水を飲みのみ歩いていましたが、暑いのでした。それで元町の紅茶専門の喫茶店で、冷たいアイスティーを飲んで休憩しました。

三渓園・・元町から石川町駅に出て、根岸まで電車に乗りました。根岸から、三渓園までバスで移動です。三渓園は、横浜の実業家、原三渓の邸宅でした。53000坪の園内は、日本庭園になっています。とても暑いので、途中、大池という池の前にある茶店で、かき氷を食べながら休息しました。水面を渡る風を当たりながら食べるかき氷は、とっても美味しくて、元気がでました。ここで体力・気力を回復しました。
この時期は、原三渓が隠居として建てた数寄屋橋風の建築物である白雲邸や、原三渓が譲り受けた江戸初期の紀州徳川家の別荘である臨春閣が特別公開されていたので、建物内に入ってみました。日本建築は、自然の理にかなっていて、冷房が入っていなくても、涼しいのでした。臨春閣では、狩野派の襖絵を堪能することができました。

本牧・馬車道・パンパシフィックホテル横浜・・三渓園から、バスに乗って、本牧の街や中華街・元町を通り、再び馬車道まで戻ってきました。バスで、知らない街並みを見るというのは、とっても楽しいものです。アイスクリーム発祥の地なので、ここで本当はアイスクリームをYOUに食べさせる計画でした。しかし残念なことに、そのお店が建て替えをしていて寄ることができず、喫茶店で休んでからみなとみらい線でみなとみらい駅に行き、本日宿泊のパンパシフィックホテル横浜に行きました。ここは、グランドとは対照的で、リゾート感覚のホテルでした。従業員の皆さんが、アロハシャツを着ていました。お部屋が広く、窓を開けると、みなとみらいの夜景が広がっています。窓からよこはまコスモワールドの大観覧車が間近に迫って見えるのでした。
夕食をとるために、ホテルを外出。クイーンズスクエアや横浜ランドマークタワーを歩いてきました。
午前12時5分で大観覧車の「コスモクロック21」のネオンが消灯になるのですが、最後の2.3分は、ネオンの模様がいろいろとパターンが変化してきれいでした。尚、下の写真は、ホテルの部屋の窓からみた夜景です。
toysclub.jpg (10996 バイト)

365christmas.jpg (11658 バイト)

sankeien2004.jpg (13995 バイト)

minatomirai2004a.jpg (14128 バイト) minatomirai2004b.jpg (15042 バイト) minatomirai2004c.jpg (7874 バイト)


3日目

MちゃんとRちゃんと再会・・午前10時に、宿泊したホテルロビーで、はるるの大学時代の友人て゜横浜に住んでいるMちゃんと1人娘のRちゃん(YOUより1つ年下)と待ち合わせをしていました。子供達と共にお互いの家に遊びに連れて行ったことがあり、今度で会うのは3回目です。4年4ヶ月ぶりの再会でした。
みんなで、よこはまコスモワールドで遊ぶことになりました。ちょっと時間が早かったので、コスモワールドが開くまで休憩して、開園と同時に覧車に早速乗りました。
初めは硬かったYOUとRちゃんでしたが、観覧車内で仲良くなって、その後はずっと2人で手を繋いで一緒に移動していました。私達も、学生時代に戻った気分で、出会ってから別れるまで、いろんな話をしました。
観覧車からの眺めは、お天気も良いので、やっぱりきれいで最高でした。その後、子供達二人がメリーゴーランドやアザラシ型の乗り物で北極をテーマにした水路を巡る子供用急流すべり「ノースボール」に乗ったりしました。
全員で2回も本格的な水上コースターである「急流すべり・クリフドロップ」に乗りました。落差18m、世界最大級勾配46度の大滑降。子供達よりも、大人の方がキャーキャー言ってしまいました。特に2回目は、水しぶきがけっこうかかりました。
お昼ごはんを食べるために、赤レンガ倉庫に行きました。赤レンガの建物が、白い石畳と空と海の青い色の中で映えていて、美しかったです。
あっという間に時間が過ぎて行き、ぷかり桟橋から、よこはまそごうまで、シーバスで移動することになりました。MちゃんとRちゃんは、桟橋まで見送ってくれました。乗船間際に、YOUはRちゃんに別れを惜しんで抱きつきました。お互い、見えなくなるまで手を振っていました。
ちょっとそごうで買物をして、川崎までもどり、南武線で府中本町へ。そこから武蔵野線で北府中にもどってきました。川崎から自宅までは、ちょうど1時間5分ぐらいでした。
今回の旅は、とにかく暑かったので、食べるというよりも、水分補給が多い旅となりました。


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このページの更新日:2004年08月14日
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