2003年5月 巣鴨


2003年5月3日


汐サイトや六本木ヒルズが東京の新名所として、盛んに取り上げられていますが、今回DRY家は、巣鴨に行ってみようという事になりました。DRYとYOUがまだ都電に乗ったことが無かったので、都電の沿線を考えているうちに、DRYとYOUの行っていない、「おばあちゃんの原宿」と言われる巣鴨にも行ってみようということになりました。
今日は暑くなるという天気予報を聞いて、冷たいレモン水を水筒に入れたのを準備して、府中を9時23分の京王線の電車に乗って、新宿まで。そして、新宿から山手線に乗って五つ目の駅、約13分で巣鴨に着きました。我家から行くと、ちょうど1時間ぐらいで着きます。

巣鴨地蔵商店街入り口巣鴨から白山通りを北西にちょっと進むと左手にとげぬき地蔵入り口交差点が見えてきます。巣鴨地蔵通商店街突入です。もうここからは、別世界です。商店街の両側は、洋品店や甘味屋、食物屋などがぎっしりと並んでいます。高岩寺(とげぬき地蔵尊)等の参拝に来る人というわけで、もちろんお年寄りがたくさん歩いていらっしゃいますが、いろいろな世代の人の往来が途切れず、この商店街はとっても活気がありました。

舟和のソフトクリームこの日の東京は、暑い日でした。商店街に差し掛かったとき、YOUが「お腹が空いた」と訴え、ちょうど目に入ったのが、ソフトクリームの旗。それもあの舟和のお店のソフトクリームだったのでした。抹茶とバニラのミックスを早速注文してみました。「さすが舟和♪」ということで、ソフトクリームは、とっても美味しかったです。抹茶の風味がとっても良くコーンがパリッとしていて絶品でした。アイスクリームが、コーンの底までしっかり入っていたのも嬉しいです。

せんべい隣のおせんべい屋さん、雷神堂本店では、160種類近くの煎餅が売られているようで、煎餅食べ放題等もやっているそうです。そのお店の入り口で、醤油をつけたばかりのお煎餅を売っているのですが、食べ歩きができるように、適度な大きさに割られていて、写真のような紙の入れ物に5枚入れて販売していました。早速買って食べてみましたが、昔ながらの醤油煎餅の味で、懐かく、「お煎餅を食べた」という満足感がありました。

みずの 塩大福そして、また数件歩くと、塩大福のみずのが見えてきました。ここの商店街は、塩大福のお店が、数件あります。塩大福は、家で食べようということにしたのですが、目に入ったのが、大きなみたらし団子でした。みたらし団子に目が無いYOUの要望に負けて、水野に併設されているみずのの食堂には入らず、その場で3本買って、立ち食いしました。結構私たちのようにその場で買ってそのまま食べる人って多いようてすね。ここのみたらし団子は柔らかく、食べ応えがありました。そして帰宅後食べた塩大福は、見た目はヘビーかなぁと思うのですが、食べた後は意外とさっぱりしていてこれも美味しかったです。

お寺巣鴨といえば、この高岩寺(とげぬき地蔵尊)です。商店街入り口から約200mぐらいなのですが、とにかくふらふら寄り道をしたので、なかなか本堂まで着きませんでした。意外と狭い敷地ですが、すごい人の波でした。有名なみずかけ観音には、参拝者のすごい長蛇の列ができていました。

その列の横に出店している耳かき屋さんでYOUの耳かきを買いました。お店の方も「今日は特に人が多いですよ」といっていました。ここでお店を出していた名人の馬木さんが亡くなり、その後を馬木さんの関係者である原田さんが継いだ形になっているようです。
耳かき今までは、YOUのような子供の耳に合うサイズの市販の耳かきが手に入らず、DRYが市販の耳かきを削ってくれて、使っていました。それで、巣鴨に行ったら、ぜひ耳かきを買おうと思っていました。耳のスス竹の2980円ではなく、980円のサラシ竹の方を買うことにしました。その場で耳かきをDRYがYOUの耳に実際入れてみて、具合を確かめながら、形を調整してもらう という繰り返しをして、YOUの耳のサイズにあう耳かきにしてもらうことができました。

金太郎飴 うぐいすパン 印章のショーケース

高岩寺の正面にある金太郎飴屋さんで、金太郎飴を買いました。ちゃんと大きさも大中小とありました。
そして、少し歩くとパンのお店、喜福堂がありました。ここのアンパンが有名で、行列のできるお店です。そのアンパンが残念なことに午後の1時からの販売で買えなかったのですが、ちょうど出来立てのうぐいすパンができたところだったので、一つ買ってみました。葉っぱのような形です。私達には、ちょっとうぐいす餡が甘い感じでしたが、パンが美味しかったです。
その喜福堂の先を歩くと、昔ながらの文房具屋さんがありました。ここの三文判のショーケースには、驚きました。まさしくレトロです。
そして、そのまま商店街を抜けていくのですが、他にも心惹かれるお店がたくさんありました。

商店街の道を進むと、都電の駅、庚申塚(こうしんづか)駅に到着しました。

都電 都電から見たサンシャイン60
都電の運転席

DRYにとって初めて見る都電です。世田谷線は新型車両になっていましたが、この都電荒川線は昔ながらの車両でした。走るときのグーっていう音は、吊り掛け式のギアの音でしょうか。時代を感じさせます。
運転席も写真のとおりで、とてもシンプルです。突き出てているメータはブレーキの圧力計です。速度、電流、電圧のメータが右端に並んでいましたが、現在一般的に使われている広角度指示計でなく、テスターみたいなメータなのでビックリしました。読み取りにくそうですか、速度も知れてますから、感で運転してるんでしょうかね。それに、ATS(自動列車停止装置)なんて無いようです、駅手前でギリギリまで接近している所を見ました。レールの上を走るバスみたいですね。料金箱もバスそっくりで、バスカードも使えちゃいます。

早稲田の駅に到着後、本当は東西線の早稲田駅まで歩く予定でしたが、YOUがおしっこをしたくなったので、リーガルロイヤルホテル早稲田に行きました。そこから送迎バスが高田馬場駅の戸山口まで出ていることを知っていたので、そこからそのまま送迎バスに乗りました。はるるにとっては、久しぶりの高田馬場界隈を見られて、嬉しかったです。
高田馬場から東西線に乗って、飯田橋へ。日中友好会館地下の本格中華料理、豫園(Yo-En)に久しぶり行き、ヤキソバを食べました。
お目当ての紀の善が休みだった上、蒸し暑くなった陽気のせいか、YOUがへばってしまい、ちょっと体調を崩しかけたので、飯田橋駅のところのセントラルプラザで少々休み、それから中央線に乗って新宿に行きました。東急ハンズでYOUのためにデスクライトを買い、隣の紀伊国屋書店で、本を数冊買いました。どちらのお店も、人がうじゃうじゃでした。YOUの調子ももどってきて、5時半過ぎの京王線に乗って府中に戻ってきました。


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このページの更新日:2004年02月22日
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