西山別館


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2002年6月3日 月曜日

西山別館に到着して

尾道最後の夜は、西山別館で過ごしました。今回、新館の2階に泊りました。JR尾道駅からタクシーで西山別館に移動しました。

建物に入って、ロビーで私達は、抹茶とびわの形をした和菓子(次の日、ふくやにも入っている地元のお菓子屋さん「中屋」のケースに同じ和菓子を見つけました)、YOUにもオレンジジュースと同じ和菓子をいただきました。一服できて汗もひき、ほっとしました。そして、一息ついたところで、私達が泊る新館の2階の部屋に案内されました。部屋の大きな窓からは、松永湾が一望できました。穏やかです。お部屋で、西山別館に来る前に買っておいた桂馬蒲鉾商店の蒲鉾を、食べてみました。


和風庭園

そして、有名な西山別館の和風庭園に、用意されていた下駄を履いて、出てみました。西山別館の日本庭園には、藁葺屋根の日本家屋の離れや、洋館風の離れが点在していました。庭園は、手入れが行き届いていて、広々としています。庭園から海が眺められ、青々とした芝生の先に青い空と海が広がる風景を眺めていると、とっても気持ちがさわやかになります。時々吹いてくる浜風も、肌に心地よいです。YOUは、思いっきり芝生を子犬のように駆け回っていました。

西山別館のお庭 西山別館のお庭


お風呂

庭園を散策した後、お風呂に行くことにしました。
部屋のほうにも、広い内風呂がついていましたが、やっぱりここでも浴場に行きました。浴場の窓からは、やはり海が見えました。ちょうど男湯も女湯も、私達が入ったときは、誰もいませんでした。男湯ではDRYが1人だけ、女湯は、はるる達3人だけの貸し切り状態だったので、ゆっくりとゆったり入れました。
奥のガラス戸の外には、ささやかな露天風呂がありました。露天風呂は爽やかで良かったけど、海風のせいかチョットぬるくなってました。

 ここのシャンプーや石鹸は、東京の会社のものなのですが、炭がはいっているので色が黒いのです。ところが泡立ててみると普通のシャボンの色なのでした。リンスも別に使わないで済む、気持ちの良いシャンプーでした。そして、注目するところは、このごろ経費節減のせいか、バスタオルもタオルも、「お一人様1枚限り」というところが多くなってきましたが、ここではそういうこともなく、使用できたのも「さすが!」と思いました。


夕食と朝食

地物の新鮮なお魚をメインとしたご飯がとっても美味しかったです(下記に当日食べた物を紹介してあります)。和食器をみていて、新しい物をというよりは、良い物を大切に使い続けているという感じがしました。

お通し
西山別館の夕食
はもの梅酢ソース、枝豆、とうもろこしの天ぷら、烏賊の雲丹と黄卵焼き
高野豆腐 エビ

お造り
西山別館の夕食
烏賊、伊勢海老、鯵、鯛
お吸い物は、アイナメ

穴子の笹巻き寿司
西山別館の夕食

鯛の兜煮
西山別館の夕食

お部屋係の方の話では、魚は皆、自身の姿を映した骨を持っているのだそうです。この鯛のそれを記念にいただいてきました。
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蒸し物
西山別館の夕食
インゲン、たこ、ナス他

お蕎麦
西山別館の夕食
蝦蛄、青柳 山芋、鶉の卵の入った、冷たいお蕎麦

てんぷら
西山別館の夕食
海老(本当は二匹)、ししとう、ナス、インゲン他

卵豆腐
西山別館の夕食

ご飯
西山別館の夕食
グリンピースご飯、赤出汁に白身魚の入っているお味噌汁

フルーツ
西山別館の夕食


朝食

朝からみんなで、しっかりとご飯をおかわりしてしまいました。

西山別館の朝食
西山別館の朝食
サヨリをあぶった物、
ポーチドエッグ(だし汁の中に卵を落とした物)、
アサリのお味噌汁
おしたし他


ひとこと

宿泊するお客さまの人数を少なくしているので、ゆったりと静かに過ごすことができました。旅館の方々のおもてなしも、さりげなく気配りをしてくださったので、心地良くて、ありがたかったです。日々、あわただしく過ごしていることを思うと、そのゆったりと過ごすことができる空間が、とっても贅沢に感じられたのでした。ホテルとは違った、旅館の良さを味わうことができました。


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このページの更新日:2004年02月23日
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