IBM Space Saver Keyboard II のキー配置


2001年11月15日 木曜日
住宅事情から、コンピュータの設置スペースが限られる。そんなお宅も多いかと思います。我が家でも、DRYは液晶一体型のパソコンを使っていまして、省スペースPCには省スペース キーボードが似合うと言うわけで、IBM®製のSpace Saver Keyboard II を使っています。歯切れの良いキータッチには大変満足しているのですが、2点ほど不便に思っている事があるのでレポートします。

全景 キー配置 裏面
右の写真にあるプラグは、キーボートからPCに接続するPS/2ミニDINプラグで、青がキーボードコネクタへ接続するもの、緑がマウスコネクタに接続するものです。ちなみに、接続しているPCはIBM製ではありません。

1. キー配置
このキーボートの特徴は、なんと言っても、テンキー部が無い以外は、標準のキーボードとほぼ同じ配置になっていることです。このため、違和感無くブラインド タッチで使用できる…と言いたいところですが、Insert Home PageUp Delete End PageDownのキーが、一段下に下がっていて、空いた所(Back spaceの右側の列)には、PrintScreen NumLK/ScrLk Pauseのキーが配置されています。このため、購入したばかりの頃は、ブラインド タッチのまま手探りで使用するInsertやHomeなどのキーを頻繁に打ち間違えました。この部分以外は、標準のキーボードとまったく同じタッチなので、頭が切り替わらないのですね。
そこで対策として、まずイレギュラな3つのキーが目立つように、ピンクのテープを細く切ってキーの側面に貼ってみました。これだと、キーをチラッと見るときには間違えなくなり、一応の効果はあったものの、やはり手探りの時にはどうしても打ち間違ってしまいました。
次にとった対策は、手探りには手触りでと言うわけで、Insert Home PageUpのキートップに凸のある透明なテープを貼ってみました。すると、今度は相当効果がありました。
職場で使っている標準キーボードにも、Insert Home PageUpのキーに同じテープを貼ったので、指が凸を探すようになり、打ち間違えが激減しました。
ちなみに、凸のあるテープは手製でして、点字を打つ道具を使ってTEPRAの透明テープに凸を付けました。

2. 第3ボタン・スクロール機能とスクロール付きマウスの併用不可
このキーボードのもう1つの特徴は、TrackPoint®を装備していて、マウスまで手を伸ばさなくても(マウスが無くても)GUIを操作できる事です。さらに、裏面にはPS/2タイプのマウスを接続するコネクタがあり、マウスとTrackPointを併用することが可能です。
しかし…裏面のコネクタ付近には 2 BUTTON MOUSE ONLY と表示があり、ダメ元と思ってスクロール付きマウスをつないで見たものの、やはりクルクル回してもまったく反応しません。その代わり、スペースキーのすぐ下にある青のボタンを押しながらTrackPointを操作するとスクロールを行うことができるのですが、どうもイマイチ操作感が良くない(って思うのは私だけ?)。やはり、マウスでクルクルやりたいので、何か策は無いものかと色々試してみた結果、キーボード裏面のPS/2コネクタは使わずに、USBマウスをPCに接続することに落ち着きました。
(ただし、TrackPointのドライバが喧嘩するのか、動作が不安定になったので、TrackPointのドライバは完全にアンインストールしました)
この状態で、マウスはスクロール付きUSBマウスとして問題無く使え、TrackPointも2ボタンマウス相当として使えるので(青いボタンは利かなくなる)これでOKとしました。

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このページの更新日:2004年02月22日
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