双子の話その2(偶然の一致の巻)


はるると姉のCは、周りから、あんまり双子双子と見られるのが好きじゃありませんでした。2人は別なのに、2人で一人と見られるのが、とっても嫌だったのです。一緒にどこか行ったりすると、知らない人から「あの2人は双子だ」とひそひそ言われるのも、嫌でしたね。

転校した小学校でも、「同じクラスにしましょうか」という学校側の配慮があったのですが、それも振り切ってわざわざ「違うクラスにして下さい」と申し出たくらいです。好みの男性のタイプも、もちろん違います。でも、でも、無意識のうちに、同じ様な事になってしまう事が多くて、やっぱり私たちは双子なんだと認識させられる、自分自身がギョッとする事がいろいろとあります。

結婚前は、姓名判断をしても、全く字画が同じだし、様々な占いをしても、同じ範囲になってしまいました。こんな2人だからか、同じ時に体調不良を起す事はもちろんです。そして、人生の運気が似ている様に思います。

お互い学生の時も仕事をしていた時も、そしてお互い家庭を持ってからにしても、良い時と悪い時の状況が、けっこうピッタリ合ってしまうのです。悩みとか話すと、「実は私も・・・。」と似たような状況になるのでした。
そういえば、学生時代に離れて暮らしていた時期もあったのですが、たまにどこかで待ち合わせると、同じ格好で現れることになるので、「えーっ!」と驚いた事が何度もあります。今年はCと、一度だけ会ったのですが、その時にはお互い違う格好であらわれました。でもCが「実はその洋服を着てこようと思っていたけれど、裾が解けてしまい、着てこられなかったのよ」と話すのでした。未遂に終ったのでした。
またある時は、電話しても通じなくて「どこに掛けたの」と文句をお互い言えば、実はお互い同士に電話をかけていて逆に繋がらなかったことがわかりました。
そして結婚は、まるまる1年違いますが、お互い九月に結婚して、姉さん女房で(主人はどちらも次の年に生まれました)、子供は女の子と男の子の違いはありますが、お互い一人っ子で、どちらの子も血液型はAB型で・・・。

と、こうやって書いていても偶然の一致があります。本当に不思議な縁です。

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このページの更新日:2004年02月23日
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