はるると自転車


小学校一年生の時に補助輪なしの自転車に乗れるようになりました。それから、ちょこちょこ遊びで乗っていましたが、高学年の時、通学していた小学校で交通事情の問題があって、自転車禁止になり乗らなくなりました。

現在の団地に落ち着くまで、九ヶ所住居が変わった はるるですが、その間は、便利な場所に住んでいたので、自転車に乗ることが、ほとんどありませんでした。それからある時期から、私自身の諸事情もあって、街中の混んでいる道を自転車で行くと言うのが恐くて乗らなくなりました。乗らないで済むなら、もういいやーと思っていました。

しかし、そのときから13年後、再び封印していた自転車に乗ることになったのです。YOUが幼稚園に行く事を決定した年の暮れに、自転車を購入しました。自転車に再び乗る理由は、自宅と幼稚園まで、YOUの足で10分強でいけますが、具合が悪くなった時の急なお迎え、そして病院に行く時に必要になると考えたからなのでした。

本当に久しぶり乗ってみた自転車は、恐ろしかったです。こんなにブランクがあくと乗れなくなるとは・・・と、我ながらあきれてしまいました。だって車道どころか、歩道を乗るのさえも、恐かったのです。人や、ポールをよけて走ったりなんて、もうガチガチになってしまい、上手く乗れないのです。恥ずかしい事に、ガードレールにぶつかった事もあります。だから、DRYに頼んで(教習所の教官と生徒のようですが )、車が入らず、人通りが殆どない刑務所東沿いの道などで、自転車の乗り方を一から習いました。DRYの自転車の後ろを、必死に付いていきました。私一人なら、転んでも仕方ないですが、YOUを怪我させる訳にはいきません。真剣です。そして、少しずつ実際の道を走って、慣れてきたら次にYOUを後ろに乗せてと、実地を積み重ねてきました。夜間のライトのつけ方も、タイヤの空気の入れ方も、お恥ずかしいですが、経験が無かったので知らなかったのです。

そうやって慣れていくうちに、遠くは、DRYと一緒に西国分寺まで自転車で遠征するようになり、そしてYOUの幼稚園入園に間に合いました。実際は、通園よりも、通院の方で自転車は、威力を発揮しています。自転車で出かけることも、多くなってきました。

府中の街は、とにかく自転車に乗る人が多いと感じます。今住んでいるところは、市内でも便利ですが、一歩離れると車か自転車が必要なところがやはり多いです。また、公共の施設なども、バスの便がなくて困る場所があります。たとえば、郷土の森という、多摩川沿いの市の公園。毎年幼稚園の春の親子遠足は、ここなのですが、現地集合なので、往復は、時間的にも、自転車に子供を乗せて行くしかないのです。本当に自転車に乗れなかったら、大変でした。

しかし、今では、そういうわけで自転車に乗るようになったけれど、人ごみの多さの中、相変わらず緊張しているのです。DRYと一緒の時は、必ずYOUはDRYの後ろに乗せてもらっているし、雨の時は乗らないし、お使いも、どうしても時間が無いとき以外は、歩いていってしまいます。歩くのは、大好きなのです。(歩くことについても、この場で今後書きたいと思います。)
やっぱり、はるるとしては、乗らないで済むなら自転車には乗りたくないのですが・・・。心から楽しんで乗るという気持ちには、残念ながらなっていません。

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このページの更新日:2004年02月23日
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