YOUとアトピー


YOUは、赤ちゃんの時に重症のアトピーでした。YOUを産んだ病院での生後三ヶ月の検診で、即 大きな病院行きを宣告されてしまいました。紹介状の都合、先生と、どの病院に連れて行くかと言う話しになり、いくつか病院の中から選んでいただいたのは、家から遠い三鷹市の杏林大学の病院でした。現在もその通院は続いていて、月に一度は通院しています。我家は車が無いので、府中駅から仙川駅まで京王線で乗っていき、そのあとバスに揺られて病院まで行っています。杏林大の外来は、当時、時間帯予約があんまり機能していませんでした。だから待たされる時間がやたらと長かったので、かゆくてご機嫌が悪いYOUをあやしながら、ひやひや・いらいらしながら待っていました。たくさんオムツとミルク、着替え等、大荷物を持って行くので二週間に一度の通院は、大変でした。初めのうちは、抗生物質の薬を飲んでいたので、何かあったら救急センターに来るようにといわれ、ドキドキしたことを思い出します。生後5ヶ月ぐらいまでの写真をみると、もう全身グジャグジャの状態でした。顔からリンパ液のようなものは出るし、普通の赤ちゃんは手袋なんか使わないのに、爪で掻かないようにと何枚手袋を買い換えたことか・・・・・。手が顔に行かないようにバスタオルで土手を作ったりと、もう大変で、当時の写真をみながら思い出すたび、ジーンとなってしまいます。

今も乾麺(パスタなど)やお醤油などでジンマシンがでたり、部分的に痒いとかあります。病院に行くと薬のつけ方や入浴の仕方等、細かい指導を受けてきます。スキンケアーのために塗り薬を毎日使い、抗アレルギー剤も時々服用していますが、今では、YOUが昔、重症のアトピーだったなんてわからない状態にまで回復しました。喘息の気もありますが、あとは徐々に、このアトピーと喘息の気と上手につきあっていく術を少しずつ身に付けていってほしいです。

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このページの更新日:2004年02月22日
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